興味ある本を綴るページ

できる人とできない人の小さな違いできる人とできない人の小さな違い
(2001/10/31)
ジェフ・ケラー

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評価:☆☆☆
一言:ポジティブシンキングの勧め・・かな

 気がつけば、またまた自己啓発本。最近よく買ってるなぁ。

 個人的には、自己啓発本を手に取ると言うことは、現状に不満や不安があり、その対処や熟考のために本を求めているのだろうなと思っている。
 本当に忙しくて余力無いときは、本など読めないし、その点でも自己啓発本は自分を納得させる、考え方を変えさせるために買うのだとすると、この本はお薦めです。

 と言うのもこの本のテーマは、いかにポジティブシンキングを引き出すか、前向きに考えるかを、いくつかのキーワードを出しながら解説する本であり、重いところがなく、すっと読めるのが利点かな。
 章ごとに、偉人の座右の銘が載っているのも、相乗効果を狙ってのことでしょう。

 思考の迷路に入りかけたとき、読んでみると良いかもしれません。

「治らない」時代の医療者心得帳―カスガ先生の答えのない悩み相談室
「治らない」時代の医療者心得帳―カスガ先生の答えのない悩み相談室「治らない」時代の医療者心得帳―カスガ先生の答えのない悩み相談室
(2007/07)
吉野 朔実、春日 武彦 他

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評価:☆☆☆☆
一言:「せめてロシアンルーレットにしておけ!」が運のいい医者の資質の一つかも

 質問に対する答えが一つではない、答えそのものがないのかもしれない様な時代に、医療者を志す人へ贈る心得帳。
 医療者のハードな日々は、使命感や思いやり、人情や熱血、お金や地位だけでは支えられないし、無力感に徒労、DQNな人たちからのストレスなどをどのように解消していき、日々の喜びや楽しみを見いだしていくかを、筆者の体験を元に、設問形式で綴っている。

 「医療者心得」と銘打っているけれど、これもビジネス書として立派に他にも通づる内容です。
 個々の設問は、むしろシンプルな疑問なのだけど、シンプルであるから答えが簡単なわけではなく、むしろ本質論に近いと思うのであります。

 と言うことで、堅苦しく書きましたが、内容はとても読みやすく、イラストのマンガもあって分かり易くなっています。
 ぜひ一読をお薦めします!


人事異動
人事異動 (新潮新書)人事異動 (新潮新書)
(2004/09)
徳岡 晃一郎

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評価:☆☆☆
一言:おびの煽り文句「なぜいつも納得がいかないのか?」が、一番の読み処

 新書ということを差し置いても、これまたビジネス書。
 上手いなと思うのは、「人事異動」とのタイトルと、おびの煽り文を見て、サラリーマンなら一度ならず不満を抱いた「異動」そのものに関心を惹かせたこと。

 それに対して、本文は企業組織の日常の問題(不満やモチベーション低下など)の現状分析から入り、成果主義の問題点を挙げつつ、どのように自分のキャリアパスを描いていくかに焦点を移していく。
 そして、人事異動こそがナレッジマネジメントを確立するための必要不可欠なプロセスであるとの結論に至っている。

 ・・・うーん、筆者は自己啓発本として書かれたのかなぁ。
 筆者は日産自動車の人事部門に席を置かれた経験があるとのことで、作中でも日産のゴーン革命をもて囃したり、人事部が昔と比して機能不全に陥っているなど、経験に基づく部分が説得力を与えている部分もあるし、そうでない部分もある。
特にゴーンさんの経営については、この本が出た時期と現時点(2008年)では、日産の経営状況と合わせて評価が変わってきており、その意味でも微妙な部分かも。

 ということで、「人事異動」をごく普通に解説しているけれど、解説止まりで慧眼や展望が見受けられなかったのが残念。
ただ、サラリーマンとして、人事異動にどう向き合っていくか、一つの例として示唆が得られることもあるかも、、しれないので、図書館や立ち読みで一読してみるといいかも。

会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール
会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール
(2007/06/15)
福沢 恵子、勝間 和代 他

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評価:☆
一言:あの新採君にあげようかなぁ

 「この本を手に取っているあなたは、とてもラッキーです!!」から始まる自己啓発本。

 ということで、新採のサラリーマンやOLには、心構えのビジネス書としていいかもしれませんが、私のような中堅組には不向きだったようです。
 最も、本文中も女性の世代別の出来事一覧などが記載されてる辺り、女性向けなのは明らかですし、この筆者は内閣府男女共同参画会議の専門委員を勤めておられるので、女性向けの視点が多いのは自明の理なのは、調べればすぐにわかることでした。
 ということで、新幹線出張の間際に買ったのですが私には合わなかったので星一つ。

 と、ここで終わるとなんなので、内容についても記載すると、まあ一般的なビジネス書の自己啓発本と同様で、15のルールを挙げ、名目と本音はこれだけ違うから、名目に馬鹿正直なまでに拘らず、臨機応変が大切、といったところでしょうか。
 巻末の対談で「身の程を知る=己を知る」と評されているとおり、とても自分を頼むの所の強い筆者なんだなぁと実感するとともに、そういう方でないと勝ち抜けないというのが、大ルールなんだろうな、というのが正直な感想でした。

ツレがうつになりまして。
ツレがうつになりまして。ツレがうつになりまして。
(2006/03)
細川 貂々

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評価:☆☆☆☆☆
一言:大切な人がうつ病になった方におすすめ

このところ、NHK教育を始めとするテレビやメディアでも取り上げられることが多くなったうつ病ですが、これまで縁の無かった人にとって、率直に言えばよくわからない、と言うのが実際の処だと思います。

実際、よくわからないんですよ、ホントに。
本とかでも、「頑張れと励ましてはダメ。」「しっかり休ませるのが大事」
と書かれていることが多いのですが、じゃあうつ病の患者の家族や友人はどうすればいいのか。
なんて声を掛けたらいいのか・・・・。
「頑張れ」って言っちゃいけないなら、なんて言えばいいのか。
毎日寝てるだけになったけど、どうすればいいのか。

そんな疑問に対して、ある意味で最もよく応えてくれている本です。
というのも、作者の体験談を元にしているので、余計に説得力があります。

また、うつ病の患者本人に読ませても、「ああ、自分だけじゃ無いんだ」と思ったとのことなので、良い本だとお奨めします。

それと、最も良い点は、この本の「ツレ」さんは、最終的にうつ病から回復します。
なかなか実例が無く、苦しいことが多い家族の方にも、患者さんにもお勧めです。

ちなみに、上の本は体験談で語られており、実際にうつ病の対処として医学的にどういう方法が望ましいのかについては、下の後日談の本に記載されています。
併せて読まれることをお奨めします。

その後のツレがうつになりまして。その後のツレがうつになりまして。
(2007/11)
細川 貂々

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